ブレーキパッドやオイルが消耗する頻度 交換のタイミング
ハーレーは街乗りから長距離ツーリングまで楽しめるバイク力ですが、その一方で他のバイクと同様にメンテナンスを怠ると性能や安全性が大きく低下してしまいます。
特にブレーキパッドやオイルなどの消耗品は頻繁に走らせるとそれだけ劣化が早まるのでこまめな点検が不可欠です。
また、ハーレーを一切走らせなくても経年劣化で品質が低下するのも注意するポイントになります。
ブレーキパッドは安全に直結する重要な部品であり、オイルは走行性能の良し悪しを左右します。まだ大丈夫などと楽観的に考えるのではなく、走行距離や日数に応じて定期的に点検と交換を行うのがハーレー乗りの責務です。
ハーレーのブレーキパッドは車輪のディスク板を挟み込む形状で装着されています。長く使い続けているとすり減って小さくなり、ブレーキ性能が低下します。
パッドに刻まれている溝が浅くなると交換の目安ですが、走行距離やバイクが走る環境で摩耗の度合いは変わるので注意が必要です。
また、ブレーキパッドはゴム製なので紫外線や湿気で劣化します。劣化したパッドは弾力性が低下し、ひび割れが生じるので走行距離に関係無く、速やかに交換することが大切です。
ハーレーのオイルはエンジンとトランスミッションギア、そしてエンジンの動力を後輪に伝えるプライマリーに使われています。滑りを良くして過熱を防ぐ効果があるオイルですが、古くなるとハーレーの走行性能が落ちてしまうのでブレーキパッドと同様に定期的な交換が不可欠です。
オイル交換は走行距離が1500キロに至るごとに行うのが最適とされていますが、停車と発進を頻繁に繰り返す街乗りであればより短い頻度で交換を行うのが無難です。